So-net無料ブログ作成
検索選択

本当にその薬は必要ですか? [医療]

日本は薬の投与量が多いと言われています。安い医療費で安く
薬を投与できるので、いろいろな病気を持った患者さんに薬を
出していくとすごく薬剤が増えて行きます。

ところが、いつもの医療機関から何かの病気の時に別の医療
機関に変ったとき、往々にして薬の量が減ってしまうことが
あります。他医が本当に必要と感じるものに減らすからでしょう。

医療を行うものとし、あらゆる病気に対して直さなければという
使命感から、すべての病気に対して薬を投与してしまうのは
仕方ないのかと思います。患者さんもそれを望んでいるところも
あります。

しかし、よく考えると優先順位があるはずです。いつも何が
問題かをよく考えて治療しないと、漫然と薬だけ続いている
ことになります。

とくに自覚症状がある場合は、薬が有効でないのに症状があるから
といって投与を続けてしまう場合があります。薬が本当にたくさん
必要な方は案外少数派なんじゃないかと思います。

ところ逆にが自覚がないために、本当に必要な薬を患者さんが
止めてしまう場合もあります。このことは合併症を起こした
とき、さらに医療費を使ってしまうことになるので、よく説明
をする必要がありますね。

いつも薬には注意をしていないと、医療費を無駄に使っている
かもしれません。最近は薬剤情報提供書といって薬の説明書き
をもらうので、患者さんは能書きから必要な薬なんだと錯覚し
てしまう場合もあります。

そういうことも含めて我々医療者は無駄なことをしていないか
いつも注意を払うべきです。そういうわたしも反省すべき点は
多々あると思っています。


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 6

ぽん太

最近は自己負担額が3割になり、昔のように風邪引いたら医者行って薬もらった方が、市販の風邪薬買うより安いだなんてことはないですしね。
確かにお年寄りの持っている薬の量考えると、一番必要な「安心感」と「満足感」を薬で渡しているんじゃないかと思ってしまいますね。薬の出しようは経営的に響くのではないですか?。
でも医療費節減のために、軽易な病気(風邪など)は保険の対象外にっていうのもちょっと・・だとおもいますが・・。
by ぽん太 (2005-06-15 11:49) 

ねずぴん

ぽん太さん、いまどき薬に頼った医療をやっているところは時代後れで、経営的にもかなり苦しいと思います。今はかなりの医療機関が院外処方になって運転資金の調達から開放されています。

それでもお薬が多すぎるのでは?と感じてしまうことがあるので、医療者は今一度必要性を吟味すべきでしょう。

風邪の場合は、取り扱いが難しいです。風邪と思っても重大な病気が隠されてる場合もありますし、風邪が重大な合併症を引き起こすこともあります。

風邪から来る心筋炎は早期発見早期治療をしないと命にかかわることもあります。おそらく風邪が保険対象外になるとこういう人は助からない確率が高くなります。

ただ大部分のひとは単なる風邪なので、そこのところのコストをどう考えるかですね。わずかな疾患のために膨大な医療費を使うのか?というのは政治家の意見で、医療者は風邪から来るわずかな疾患でも受診しないと始まらないので風邪でも保険医療を行うべきと考えます。

どちらが正しいかは命の価値をどう考えるかで変ってきます。
by ねずぴん (2005-06-15 18:42) 

もと

お邪魔します。
Drにもよると思いますが。風邪で出る薬って多くないですかね?
Drによって、風邪ならこれって決まってるふしがありますよね。
必要なのかな~って思うこともありますが。
でも、自分で飲むときはいっぱい飲んでしまいます^^;

本当に風邪が保険対象外になるんですかね?
それこそ、何のために保険入ってるんだか。
他に削るべき所を先に減らして欲しいですね。
生保をはじめ、お金がかからない人がいらっしゃいますが。
月に何度もかかってる場合があります。
それは、お金がかからないから、それだけ来てしまうのだと思います。
高齢者のように、収入別や上限金額を決めればいいのになって思います。
by もと (2005-06-15 22:05) 

ねずぴん

もとさん、ありがとうございます。

風邪での受診は表立っては受診規制はありませんが、将来自己負担額を上げる可能性はあります。使える薬を限定したりとか。

医療機関によって風邪薬は約束処方といって決められた内容のものを処方してるところもあります。

多いか少ないかは見た感じかたに個人差があるので、なんともいえませんが明らかに風邪だから薬局で売ってる薬とほぼ同程度の薬しかださない場合やちょっと気になるので抗生剤を投与したり、する場合もあるでしょう。

生保は担当部署が素人なので、医療継続審査がいい加減なところが多いです。もちろん診療内容は保険基金で審査されてますが。
by ねずぴん (2005-06-16 10:38) 

アスタキ大吉

僕は実は時々、臨床例の資料を見ることがあります。
たとえば、ターナー症候群なら、読んでいて自分の子なら背が小さくても我慢しなさいと言いたくなります。ガンのものなら、自分は延明と副作用を考えて、抗ガン剤を慎重に考えるか、使わないでしょうね。
薬の良いところは認め、最小限にとどめるべきと考えています。
by アスタキ大吉 (2005-06-27 12:44) 

ねずぴん

アスタキ大吉 さん、コメントありがとうございます。

薬は諸刃の刃であることはいつも頭に入れておけば、薬が過剰となることはすくないでしょうね。
by ねずぴん (2005-06-27 12:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。